お知らせ

協会ニュース 2013年8月号

平成25年度第3回理事会 看護の将来ビジョン策定へ

役割明確化に大きな期待

日本看護協会は7月23・24日に、平成25年度第3回理事会をJNAホールで開催した。

あいさつに立った坂本すが会長=写真=は、社会保障審議会医療部会で看護師免許等保持者の都道府県ナースセンターへの届出制度創設が提案されたことに触れ「看護職員確保対策の一環として、復職を効果的に支援するために都道府県ナースセンターへの届出制度を創設するもので、労働環境の整備と看護職の確保にかかわる内容」と述べた。

 特定行為に係る看護師の研修制度については「議論が進む中、本会としては国民が求める看護師を養成するため、充実した教育での研修制度になるよう主張していく」と、法制化を推進していく姿勢をあらためて示した。

協議事項では、各業務執行理事が4月から6月の重点事業に関する事業報告を説明した。併せて職能委員会の活動に関しても報告され、いずれも了承された。

報告事項では現在、策定中の「看護の将来ビジョン」について、菊池令子副会長が進捗状況を説明した。目的は1.将来の看護職に求められる役割や看護の価値を社会に発信する .看護職が看護の仕事に対する誇りや“やりがい”を認識しやすくする3.看護職が将来の社会や国民の健康・医療ニーズを満たすために日本看護協会が行うべきことを展望する―の3つ。団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向け、看護職がどのような役割を担うべきかを取りまとめていく。

地区理事からは「地域や在宅領域も重要だが、臨床でのマネジメントは欠かせない。臨床での看護ケアも盛り込み、指針のようにしてほしい」「医療が機能分化される中、看護の役割を明確にするべき」「国民の看護職への視点を大事にし、ニーズに応えられるものに」「准看護師制度の課題にも踏み込んでほしい」など、多くの意見や要望が挙がり「看護の将来ビジョン」に対する期待の大きさがうかがえた。

そのほか「25年度第1四半期会計報告及び監査報告」「機関紙・誌の見直しに関する進捗」「会員情報管理体制改善の検討」「労働と看護の質向上のためのデータベース事業進捗」など、全ての協議事項および報告事項が了承された。