専務理事からのワークリポート

機関誌「看護」2024年5月号より

専務理事 勝又 浜子

2024年度第6回理事会(2月21・22日)報告

専務理事 勝又浜子

大相撲初場所を見に行きました。これまで何回もチケットを取るために挑戦したのですが、手に入れることができませんでした。そんな中、行きつけの居酒屋で知り合った、清見潟親方(元栃煌山)にお願いして桝席を取っていただきました。やはりテレビとは違う迫力です。立ち合いの激しいぶつかりで「バチーン」とすごい音。朝10時から国技館に行っても退屈しません。幕下から始まる戦い、昼のチャンコ、親方衆が販売する相撲グッズ。そして、いよいよ待ちに待った宇良関の登場に大興奮。ピンクのタオルを巻いて応援。5月場所も行きたいな~~~。
さて、今回は第6回理事会(2月21・22日)の概要についてお伝えします。

第6回理事会

1. 令和6年度重点政策・重点事業(案)等について協議し、承認を得ました。

  • 令和6年度通常総会報告事項(案)
    1)5年度重点政策・重点事業報告説明PPT資料(案)
    2)5年度事業報告(案)
    3)6年度重点政策・重点事業計画説明PPT資料(案)  
    4)6年度事業計画(案)
  • 令和6年度資金収支予算書(案)及び収支予算書(案)について
    令和6年度の重点政策・重点事業は以下のとおりです。
  • 重点政策:1 全世代の健康を支える看護機能の強化/ 2 専門職としてのキャリア継続の支援/3 地域における健康と療養を支える看護職の裁量発揮/ 4 地域の健康危機管理体制の構築
  • 重点事業:1-1 看護提供体制の構築/ 1-2 地域における健康・療養支援体制の強化に向けた取組み/ 1-3 地域における看護職の確保と活躍推進/ 2-1 看護職の働き方改革の推進/ 2-2 看護職のキャリア構築支援/ 2-3 看護師の生涯学習支援体制の構築/3-1 看護の専門性の発揮に資するタスク・シフトシェアの推進/ 3-2 特定行為に係る看護師の研修制度の活用推進/3-3 資格認定者の養成戦略の検討/ 4-1 感染症拡大及び災害発生時における看護提供体制の整備/ 4-2 本会のBCP(事業継続計画)の策定

2. 2024年度全国職能別交流集会の開催について(案)協議し、承認を得ました。

1) 日時・場所:
2024年6月7日(金)10:00 ~ 15:30、東京国際フォーラム
2) 開催方法:
通常規模の会場参集として開催(通常総会に準ずる)
3) 参加者・参加費:
会員 無料、非会員 1,000円

3. 東京大学大学院における社会連携講座※(外部資金講座)の設置について(案)協議し、承認を得ました。

・設置の目的:職能団体として看護の現場の情報を把握しやすい本会と、リアルワールドデータの利用等、研究環境が担保されている研究者とが連携し、恒常的に取組む体制を整備することにより、看護におけるEBPMの推進に寄与する。

1) 
既存のデータ及びリアルワールドデータの利活用の推進
2) 
(既存のデータベースでは創出困難な)看護の行為や効果の可視化を図るデータベースの構築
①看護に資するエビデンスに必要なデータベースはどのようなものか、整理・検討する。
②看護独自のデータベースを設計する(新たなデータベースをつくる)。
③また、日常的にデータを集めて蓄積するシステムや、データを集めやすくするためのインセンティブなど、新たなデータベースの運用の仕組みを考える。
3) 
看護のデータサイエンス領域の人材の育成
4) 
構築した看護のデータベースの利活用の仕組み(オープン化)の検討と推進
・構築した看護のデータベースを活用し、看護のエビデンス研究の活性化を図るため、公開の可能性を検討する。
・設置場所:東京大学大学院 医学系研究科 健康科学・看護学専攻内

 

※ 公共性の高い共通の課題について、大学が民間等外部の機関から受け入れる共同研究の一環として、大学院組織等に設置する講座のこと

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